子供の頃から何度か行ったことがある倉敷美観地区。
しかし私の記憶にある美観地区とは様変わりしていました!!
久々に散策してきたので、その時の様子をご紹介します。
倉敷美観地区とは
岡山県倉敷市にある江戸時代~明治時代の建物が残されている街並み保存地区のこと。
1642年、江戸幕府直轄領に定められた際に倉敷代官所がこの辺りに設けられました。
以来備中国南部の物資の集散地として発展してきた場所なんだそうです。
現在は昔の街並みを保存しつつ、町家を改装したお洒落なカフェやレストラン、雑貨屋、お土産屋などが立ち並んでます。
駐車場
美観地区周辺に市営の駐車場が何ヶ所かあります。
30分毎100円。
8時~20時の最大料金830円。
20時~8時の最大料金520円。
また、倉敷市役所本庁舎東側駐車場を、市役所閉庁日(土・日・祝日)に無料開放しているとのこと。(美観地区まで徒歩約15分の距離)
いつ無料開放が終わるかわかりませんが、歩くのが負担でない方はチェックしてみるのも良いかもしれません。
散策開始
そんなわけで久々の倉敷美観地区。
以前(10年以上前)は夫婦2人で来たので、子供を連れての散策はは初めて。
あまりゆっくりする時間はありませんが、家族で歩いてみました♪
まず最初に驚いたのは人の多さ!
昔から観光客が多く訪れる場所ではあったかと思いますが、こんなに外国の方が溢れる美観地区を見たのは初めて(゚Д゚;)
すごい!観光地として成功しているんですね。
週末だったこともあってか、多くの観光客で賑わっていました。
そんなわけであまりにも人が賑わっている場所は写真を撮っていません。
美観地区定番スポット倉敷川沿い。
柳並木と昔ながらの建物が素敵です。
この多く並んだ傘はやりすぎな気もしますが・・・でも外国の方はとても喜んでいらっしゃいました(*^-^*)
見えますか?
鯉が泳いでいるんです。
次男が嬉しそうに見つめていました。
白鳥も1羽だけ発見。
倉敷川といえばくらしき川舟流し。
この美しい景色を舟に乗って楽しむことが出来ます。
2025年4月現在は大人700円、小人(5歳以上小学生以下)350円です。
今の季節特に気持ちが良さそうでした。
歩いていると色々なお店があります。
素敵なカフェやお土産屋さん。
こちら↓のお箸屋さんでお義母さんに子供達にお箸を買っていただきました。
しかも3分程で名前も入れていただけます。
名前が入っているので載せられませんが、風神雷神のカッコイイお箸。
子供達が喜んで毎日使っています、お義母さんありがとうございます(*´▽`*)
途中できびだんごも購入。
長男が舟に乗るよりきびだんごが食べたいとのことで( ̄▽ ̄)
私、五味太郎さんのきびだんご以外を初めて見ました。
息子はとても気に入ったようで、「これは鬼退治もいっちゃうね!」だって(笑)
こんな感じで町家を改装した様々なお店がズラッと並んでいます。
とても可愛いスヌーピーやミッフィーのお店までありました♡
私が小さい頃両親と来た美観地区には絶対に無かったなと感じます。
10年以上前に夫と来たのが最後かと思いますが、人の数だけでなく、お店の数もかなり増えた印象を受けました。
昔はもっと静かな場所だった気がします。
お義母さんは私よりもっと昔に来たことがあるらしく、「あの頃の風情が無くなっちゃって寂しいな。」と少し悲し気でしたが、観光客が沢山訪れるのは地元経済の活性化に繋がり良いことだと私は思います。
ただし観光地化と昔のままの風景の保存、街並みの維持のバランスが難しいですよね。
結局どこの観光地も同じになってしまっては悲しいですし・・・。
人があまり歩いていない通りを歩くとまるでタイムスリップしたかのようでドキドキします(*^-^*)
どこの県にも昔の建物・街並みが保存されている場所はよくありますが、倉敷美観地区はその中でも圧倒的に規模が大きいと感じます。
子連れには難しいかもしれませんが、着物を着て歩くのも素敵ですね~。
どこで撮っても素敵な写真になりそうです。
この街並みの中にある洋館は目立ちますね。
1917年に建てられた倉敷町役場で、現在は観光案内所になっています。
この建物の前には景観にあわせて明治4年郵便事業創業当時に使用されていたものと同じ型のポストが設置されています。
倉敷と言えば倉敷児島地区が国産ジーンズ発祥の地。
ちなみにデニム生地生産量1位は広島県福山市なんですよ!
同じ倉敷市内にある児島ジーンズストリートほどの規模ではありませんが、ここ美観地区には倉敷デニムストリートがあります。
白壁にデニムが!?
リラックマデニムハウスですって、可愛い♪
ジーンズは勿論、デニム生地の小物なども売られていました。
最後に立ち寄ったのは美観地区に隣接する倉敷アイビースクエア内の倉紡記念館。
1889年に設立された倉敷紡績所から現在のクラボウになるまでの歴史を展示物で順に紹介されています。
子供もいたのでゆっくりは見られませんでしたが、入館料300円と考えると展示規模はなかなかのものでした。
しかもラッキーなことにこの日は入館無料DAYでした。
次男には難しかったと思いますが、長男は少しは倉敷の歴史・大原家のこと・倉敷紡績所について学べたかな?
倉敷紡績所の本社工場を再開発した複合文化施設アイビースクエアはどこもとても素敵なので、またゆっくり見て回りたいな~。
感想
私の記憶にある倉敷美観地区とは少々変わっていて、とても活気のある観光地になっていました。
情緒あふれる街並みという意味では良くも悪くも昔よりも観光地化されてしまいましたが、大切に保存されてきた白壁の建物はとても美しく、お店が沢山あるので散策するだけでも楽しいです。
倉敷の歴史、大原家について学ぶという意味でも倉紡記念館はとても楽しめました。
今回は時間がなく見られなかったもの、行けなかった場所も沢山あります!
・岡山はフルーツ天国!
桃やぶどうのフルーツパフェはとても美味しそうでした。
沢山のお洒落なカフェや老舗カフェがあるので迷っちゃいますね。
・今回は子連れだったので行けていませんが大原美術館もいつか行ってみたい!
私の両親もおすすめしていたので、いつか大人だけでゆっくり見に行きたいです。
・倉敷はマスキングテープ発祥の地でもあるそうで、マスキングテープを多く扱うお店が何件かあるらしい。
ゆっくり買い物出来る時に今度は行ってみたいです。
今回学んだのは倉敷美観地区は子供と一緒に行くよりも、大人だけで行った方が楽しめそうだということ。
我が家が買い物に興味の無い男の子二人なので余計にそう感じるのかもしれませんが、街並みを楽しんだり、ゆっくりお店を見て回れるのはもう少し先だったかなと感じました。
とても賑わっていて、景色も素敵な場所です。
是非みなさんも倉敷美観地区、足を運んでみてください。
場所
※様々な情報が変更されている可能性があります。
事前に公式HPでご確認ください。