紅葉の名所、佛通寺（ぶっつうじ）へ紅葉狩りに行ってきました！
佛通寺とは？
1397年に沼田高山城主の小早川春平が佛徳大通禅師を迎えて開いた日本屈指の参禅道場として知られる臨済宗佛通寺派の大本山です。
最盛期には山内の塔中88ヵ寺、西日本に末寺約３千ヵ寺に及ぶという広大な規模を誇っていたそうです。
応仁の乱後、荒廃し数回の火災に遭遇。
小早川隆景の治世になって やや再興するなど、幾多の興亡の歴史を経て今日に至っているのだとか。
現在では紅葉の名所としても知られています。
どこにある？
広島県三原市高坂町にあります。
三原駅から車で25分ほどの距離で、駅から路線バスで行くことも出来ます。
我が家は福山市から向かうわけですが、行きは福山動物園の前を通って、尾道市の山側を通って行くルートにしました。
時間は1時間ほどで着きましたが、山道なので車酔いする人は他のルートを選んだ方が良いかもしれません。
佛通寺の標識が出てからは、かなり道が狭め。
対向車がこないかドキドキします( ;∀;)
紅葉ピークの時期は一方通行になる道があるとききましたが、ここのことかな？
我が家は行ったのは交通規制がかかる前日だったようです。
でも、すぐ横を川が流れていて、窓を開けて走ると最高に気持ちが良いです。
帰りは三原・尾道の海側、2号線を走って福山市に帰りましたが、こちらの方が早いし、道は広いしで断然楽でした！
駐車場
上の写真↑のように、佛通寺の駐車場は第１駐車場～第３駐車場まであります。
第2駐車場が佛通寺に一番近い場所になります。
紅葉が綺麗すぎる(*´▽｀*)
第2駐車場にはトイレもあります。
我が家が行った際は駐車場料金無料でしたが、例年紅葉の時期には協力金として500円かかることがあるようです。
また令和7年11月２２日（土）～２４日（月）、29日（土）30日（日）は高坂自然休養村管理センターから佛通寺第２駐車場まで無料のシャトルバスが運行されるみたいです。
※運行時間：９時～17時（随時運行、佛通寺の最終は16時30分）
紅葉と川のせせらぎ
ご覧ください、この美しさ♡
まだ完全に赤くはないのですが、この赤や緑が混ざった状態がとても綺麗でした♪
こんな綺麗な参道の横には佛通寺川と呼ばれる渓流が流れています。
佛通寺は佛通寺川沿いの「佳き山水の地」 を選んで建立されたのだとか。
現在は佛通寺川と表記されていますが、往来より活龍水（かつりゅうすい）と呼ばれていて、佛通寺本寺の結界となっているんですって。
川のせせらぎが耳に気持ち良くて最高！
紅葉を見ながら耳を澄ますと、聞こえてくるのは鳥のさえずりと川のせせらぎ、目も耳も癒されちゃいます♪
ベンチでゆっくりするもの良いですね～(*´▽｀*)
これはこれで美しいですが、紅葉としてはあと一歩ですね。
2025年は次の週末11月22日（土）辺りが一番混みそうですね。
紅葉だけでなく岩壁も迫力があって素敵。
岩壁といえば、岩肌に尊王と彫られているところもありました。
↓この像の後ろに見えている橋は巨蟒橋（きょもうきょう）。
正面から見るとこんな橋↓
先ほども書きましたが、この橋が架かる活龍水は佛通寺本寺の結界。
橋を渡る者は一切の俗塵を捨て去ることが必要とされ、不心得者が渡ろうとすると、
どこからともなく蟒蛇が現れて威嚇されるうのだとか。
巨蟒橋を渡った先に山門・法堂・本堂等の建物があります。
ただし紅葉シーズンは拝観料５００円（大学生以下無料）が必要です。
そして橋の正面にはこのような階段が。
この階段は開山堂への階段。
緑が綺麗なので登ってみましょう♪
上から撮ったので下りみたいになっちゃった。
何か見えてきました。
登りきると、開山堂と地蔵堂がありました。
そして国登録有形文化財に指定されている佛通寺多宝塔。
昭和2年のもので近代的な造りなんだそうです。
多宝塔は境内の高台に建てられているため、本堂を見下ろすことが出来ます。
本当はこの後、本堂にお参りする予定だったのですが、まさかの夫が体調不良になってしまいました。
やはり行きの車の山道がダメだったかな・・・(￣▽￣)
そんなわけで本堂には行けていません。
でも歩いているだけでもとても気持ちの良い場所でしたので、次は新緑の季節にでも行ってみたいです。
その時は本堂に行って禅の世界を味わってみたいです。
情報
場所：〒729-0471 広島県三原市高坂町許山２２
TEL:0848-66-3502
駐車場：有（紅葉シーズンは協力金500円が必要な場合有り）
※情報変更の可能性があります。事前に公式ＨＰでご確認ください。
